初代AtomマシンでWindows 8を動かしてみる


Windows 8のRTMがリリースされましたね。今回のWindowsはタブレットでの利用が強く意識されており、Intel版とARM版(Windows RT)が用意されています(もうご存知でしょうが)。Atomベースのプロセッサを搭載する「ThinkPad Tablet 2」の存在を知り、実用的に動くのかな?というわけで、以下の構成で試してみました。以前自宅サーバーとしてVMware ESXiを動かしていた機械です。Windows 8はEnterprise Edition(90日評価版)。

Motherboard ECS 945GCT-D(Atom 1.6GHz)
Memory NoBrand DDR2 2GB
HDD Hitachi SATA 500GB
VGA OnBoard
NIC Intel PRO/1000 PT Desktop Adapter
(Disable Onboard NIC)

結論から言えば普通に動作しました。マザーボードのオンボードNICは認識しませんでしたが、外付けNIC(Intel PRO/1000 PT Desktop Adapter)が認識しネットワークも利用可能。ビデオドライバはネットからのアップデートで適用されました。

画面はこんな感じ。1920×1200の画面だとMetro(という名称はなくなると聞きましたが以下Metroと記述します)は標準では隙間が開いてしまいますね。これからアプリをどんどん入れていけばいいのでしょうが。

windows8_atom_1

MetroモードのInternet Explorer。左右が開いてしまいますね。

windows8_atom_2

右側に天気予報を表示させてごまかしてみました。

windows8_atom_3

デスクトップモードなら今までどおりのWindowsです。

windows8_atom_4

Atom+メモリ2GBといったプアな環境でも、Windows 8はそれなりに動作しました(特にMetroモードはアニメーションもスムーズで実用域です)。起動やシャットダウンも速く、あれ以外とこれ使えるんじゃね?という感じ。現実的にはAtomでメイン環境は作らないと思いますが、サブ環境として置いておいてもいいかも。環境とか自動で同期するっていうし。

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