イー・アクセス、1.7GHz帯LTEによる下り最大300Mbpsの実証実験を実施!総務省に実験試験局免許を申請 (S-MAX)
イー・アクセスが自社に割り当てられた1.7GHz帯15MHz幅と、それと連続した5MHz幅を合わせて20MHz幅で、最大300MbpsのLTE実験を行うそうです。20MHz幅を用いたLTEサービスは今年後半にdocomoが150Mbpsで行うとみられていますが、それよりMIMOのアンテナ数を増やして同じ20MHz幅で300Mbpsを実現します(2×2 MIMOで150Mbps、4×4 MIMOで300Mbps)。
実験は十分意義深いものですが、なんとなく「その5MHz幅をうちに割り当てればこんなに速度が出るよ」的なアピールに見えなくもありません。資本関係にあるSoftBankに15MHz幅以上の連続帯域が(iPhoneで混雑している2GHz帯以外に)ないため、EMOBILEの1.7GHz帯をSoftBankが高速化アピール切り札として使う流れもありそう。