「ConoHa」は、GMOインターネットが提供するVPS(仮想プライベートサーバー)サービスです。Webページを見るとイメージキャラクターの印象が圧倒的に強いのですが、複数VPSのローカルネットワーク接続などクラウド的な利用も意識されており、IPv6に標準対応(IPv4アドレス1個、IPv6アドレス17個が標準で利用可能)するなど、単純に技術的にも見どころが多いサービスとなっています。
自分は当ブログも含めて複数のブログ・Webサイトを「GMOクラウド VPS」で運用しているのですが、IPv6対応に惹かれてConoHaへの移行を検討。実際に全データをConoHaに移して運用テストも行ったのですが、どうも(少なくともGMOクラウド VPSと同じ設定だと)サーバーからメール送信ができないようです。
ファイアウォールの設定もGMOクラウド VPSと突き合わせましたが特に違いはないようで、ポート25のOutboundが塞がれている様子はありませんでした。そもそもtelnetでメールサーバーにポート25で接続しようとしてもつながらないため、メールサーバー(Postfix)の問題ではないと判断しています。もしかしてOutbound Port 25 Blocking(いわゆる「OP25B」)ではないかということでConoHaサポートに問合せ中です。
同じCentOSだから移行は楽勝だろうと思っていたのですが…。ConoHaに限った話ではありませんが、運用環境が変わるときは一通りテストが必要ですね。
【7/6 21:50追記】この挙動(OP25B)は「15日間無料トライアル」期間中の制限だそうです。VPS追加画面にきちんと表示してありました。
ConoHa関係者の皆様には深くお詫びいたします。