802.11ac対応ホテルルーターゲット、使い勝手に癖あり?


WRH-S583シリーズ (ELECOM)

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超小型Wi-Fiルーター(いわゆるホテルルーター)でおそらく初めて802.11acに対応した機種ということで、使い道を考える前に購入してみました。艶消しボディはガンガン使い倒すにはいい感じです。(従来のエレコムのホテルルーターはつやつやボディで傷つきが気になった)。

802.11acで433Mbpsをうたっているわりには有線部が100Mbpsしかないとかいう仕様上の話題は置いておいて、使ってみて気づいたのは管理画面周りに存在する独特の癖でした。

本製品にはホテルルーターモード(IPv4でNATが有効になる)とアクセスポイントモード(NAT無効)がありますが、アクセスポイントモードで管理画面を出すためにはLANケーブルを抜いた上で、端末からWi-Fiを再接続する必要があります。これはアクセスポイントモードにおいても管理画面へのアクセス時はホテルルーターモード(192.168.2.x)へのアクセスになるためで、再接続が必要なのはIPアドレスの再割り当てを受けるためです。この癖を理解するまではアクセスポイントモードで管理画面が表示されなかったり、管理画面を表示した後(アクセスポイントモードにもかかわらず192.168.2.xが割り当てられた状態になるため)他のサイトにつながらなくなったりして非常に難儀しました。

なおこの独特の仕様のせいか、ホテルルーターモード・アクセスポイントモードの双方においてIPv6はパススルーされるようです。個人的には歓迎ですが、セキュリティ的なことを気にする人にはちょっとどうかなという仕様です。

さらにこれは完全に不具合なのですが、リセット後(明示的にWi-Fiパスワードを設定していない状態で)WPSでアクセスポイントを登録すると、初期Wi-Fiパスワードがランダム値で上書きされます。この事象に気づくまで「初期パスワードを入れているのになんでアクセスできないんだろう」とずっと困っていました。ちなみに上書きされたランダム値をさらに任意値で再設定すると、以後上書きは発生しません。どうしても初期パスワードが使いたい場合は改めて設定しなおせばその後は問題なく動作します(それを「初期」パスワードというかは置いておいて)。

一度設定を固めてしまえば、その後は(数時間稼働させた限りにおいては)理不尽なフリーズなどなく安定しているのですが、上記の癖により最初のハードルがとにかく高い感じですね。説明書も一通り読んだのですが、私の読解力が足りず上記の仕様を読み切れませんでした。

同じ製品を購入した方の何か参考になれば。ちなみに製品自体は非常に気に入っていたりします。

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