情熱価格 完全ワイヤレスイヤホン(ドン・キホーテ)
エレコムの完全ワイヤレスイヤホンを購入したものの、音質が好みに合わず、残念な思いをしていました。その後も完全ワイヤレスイヤホンはずっと気になっていたものの、ソニーやボーズの2~3万円のものは高くて手が出ません。
税別5,980円という価格につられて、ネタ半分で購入してみましたが、意外とこれがよい感じ。ケースから出したら自動的に電源が入って左右がペアリングするのが快適です(エレコムは電源を手動でONにする必要があり、しばしば左右のペアリングに失敗)。左右接続も(自分の使用範囲では)安定しており、不満ありません。音質は(この価格帯の製品に最初から期待するべきでもないのですが)エレコムのように高音が不自然に強調されることなく、穏やかで聞きやすいです。曲送り/戻しができない(再生・停止はできる)が少々残念ですが、この価格なので納得の範囲。
思わぬ収穫に、全体的に満足しているのですが、ちょっと気になっているのはこの製品がうたっている「AAC対応」。自分がこの製品と組み合わせて使っているNexus 5Xは、Android 8.0(OREO)からBluetoothの対応コーデックが拡大され、かつ、接続中のコーデックを表示できるようになったので、いろいろ調べてみました。
まず、ソニーのBluetoothスピーカーSRS-HG1に接続すると「高音質音声を使用: LDAC」と表示されます。
手元にあったウォークマン(NW-M505)はAAC/AptX対応ですが、ワイヤレス再生品質を「音質優先」にして接続すると、以下のようにAACが選択されます。
NW-M505のワイヤレス再生品質を「標準」にすると、以下のようにAACの表示が消えるので、この表示はそれなりに信用できるのではと思われます。
で、問題のドン・キホーテ完全ワイヤレスイヤホンはというと、こんな感じです。
もしかしてiOS端末の場合だけAACモードになるとか、電波状況の影響があるとか、いろいろな可能性が考えられますが、少なくともNexut 5XではAACが利用されていないようです。個人的にはこの価格の製品に何を求めるのという気分ですし、音質も使い勝手も価格相当以上には満足していますが、AAC対応って本当か? というのは気になるところです。iOSでもBluetoothのコーデックが確認できればいいのに。
※音質で聞き分けられるほど耳がよいわけではありませんorz。