楽天モバイル版ではないOPPO Reno Aも「接続回線の自動切換」に対応しているかもという話


以前、こんな記事を書きました。

楽天モバイル「公式」スマホはやはり楽天向けにカスタマイズされているという話

同じ機種であっても、楽天モバイルで販売されているものとそれ以外の販路で販売されているものでは、楽天モバイルへの対応度が異なるという話題です。今回はこの話題について、OPPO Reno Aを題材に改めて調査してみました。

OPPO Reno Aは、楽天モバイルで販売されているものはすべての機能に対応しているのに対して、

家電量販店などで販売されているSIMフリー版は一部の機能が非対応とされています。

自分は非楽天モバイル版のユーザーですが、非楽天モバイル版は「接続回線の自動切換」に非対応とされています。この機能がないと、楽天モバイルの自社エリアでもパートナー回線(KDDI)に接続されることがあるとのこと。

本当にそうなのか、楽天モバイルのSIMを非楽天モバイル版OPPO Reno Aに入れて試してみました。札幌市内はかなりの部分が楽天モバイル自社エリアになっており、楽天モバイル対応機種ならば楽天モバイル自社回線に接続されます(SHARP AQUOS sense3 plusで確認)。

で、OPPO Reno Aはどうだったかというと、ほとんどAQUOS sense 3 plusと同じ感覚で楽天モバイル自社回線に接続されていました。接続時の通信速度も数十Mbps出ていて、問題なく利用できる状態。これもしかして、ひそかに接続回線の自動切換に対応したりしてませんかね!?

少なくとも自分の個体、環境では、非楽天モバイル版のOPPO Reno Aで楽天モバイル自社回線を堪能できそうです。試される方はあくまで自己責任でお願いします。

#ETWSや110/119通話はさすがに試せませんね……。

1 thoughts on “楽天モバイル版ではないOPPO Reno Aも「接続回線の自動切換」に対応しているかもという話

  1. ぶらくま

    楽天モバイルが自社販売機種を他所で販売されている同機種を、
    優遇・差別化する事実上のSIMロックを設けていることについては、
    大変モヤモヤする思いを抱いています。
    それはともかく、私も非楽天モバイル版である「OPPO Reno A 64GB」
    を使っています。2020年末からマップ上では楽天回線エリアとなった自宅と
    その周辺で、アプリを使って電波状況を調べて見ると、回線エリア圏内なのに
    楽天のBand3を使えないという現象があちこちで起きていることに気が付きました。
    Band3の電波は飛んでいて受信はできます。一応、使える電波強度です。
    しかし、my楽天モバイルやその他のアプリで何か操作をすると、
    すぐにパートナー回線のBand18(au)に背後で切り替わっています。
    この現象について楽天モバイルに問い合わせをして改善要求を出してますが、
    まともな返答はまったくなく、この現象はむしろひどくなってます。
    ネットワーク監視アプリを使って調べた結果からの考察は以下になります。
    エリア内であってもパートナー回線につながる場合というのは、
    基地局の面積当たりの数(つまり密度)が少ないために、
    ハンドオーバー(回線・基地局の引継ぎ・切替)を行うための引継ぎ・切り替え先
    がない場合です。
    携帯端末が電波を受信しているときは、エリア内であれば複数の基地局・アンテナから
    出ている電波の中でつながり易いものに優先的につないでいます。
    だから、山の中でもない限りは、ユーザーは複数の基地局からの電波到達範囲の重なりの中にいます。
    一つの基地局への接続が混雑したりユーザーが移動中であれば、次の候補となる基地局からの電波に接続が引き継がれます。
    楽天で言えば、Band3の電波はこのようにしてその通信品質を維持しているはずなのです。
    しかし、楽天はプラチナバンドを持っておらず、高周波のBand3しか使用出来ません。
    電波の到達距離が短く、電波の回折・干渉・透過性が弱いので、
    基地局間の領域には電波強度がとても低い場所ができやすいのです。
    楽天回線エリアの端っこの地域に行くと、一つの楽天基地局からの電波しか受信できない場所が現れることがあります。
    次のBand3引継ぎ先の候補がアプリ上で表示されていることもありますが、
    良く見るとまともな強度で受信できない品質なので「圏外扱い」の電波となっており、引継ぎ先にはなりません。
    代わりにauのBand18はどこでも高い強度で飛んでいるので、
    このような場合はたとえBand3が飛んでいる楽天回線エリアとされている場所でも、Band18につながってしまいます。
    おそらくこのようなことは、楽天UN-LIMITが提供開始された当初からあちこちで起きていたのでしょう。
    「エリア内なのにパートナー回線につながってしまう」という話は前からありましたから。
    なんとなく電波の強度が低いから起きる現象だと勘違いされてしまいますが、
    電波の引き継ぎ先がなくて起きる現象です。
    最近は、楽天はエリア拡大を急がないといけない状況なので、焦って基地局増設を進めています。
    私が気が付いたのは、エリア拡大を急ぐあまりに、電波がまともに届かない場所が出来ることに注意を払わないで、
    長距離間隔で基地局を設置している状況です。
    そのような場所ではまさに、一つの基地局からのBand3だけで通信品質を支えているという状況が生まれています。
    そうなると、「Band3は飛んでいるが、使えるのはBand18だけ」という飛んでもないエリアが生まれます、
    それはもう、偽楽天回線エリアですwww。
    そして、マップ上ではしっかりと楽天回線エリアだと表示されているのです。
    このことを楽天モバイルに年明けから何度も指摘していますが、何も改善しません。
    一応、いろいろと私に質問が来ましたが、実際には改善するどころか、ひどくなっています。
    楽天モバイルがどういうつもりなのかわからないのですが、
    やっていることは虚偽ということになります。偽だけじゃなく嘘をついているのです。
    楽天モバイルは、ユーザー数が増えてしまうと、今の基地局の密度では通信品質を保てないと思います。
    現在はしっかり使えている場所でも、ユーザー数が倍にでもなったらとても支えられない、そういうことがあり得ます。
    人口カバー率の向上を焦るばかりに、低い基地局密度でエリア拡大を展開した結果です。
    なんとなく基地局の数を増やしているだけで、実際に電波を安定して使えるような考慮はしてないのです。
    プラチナバンドが使えるようになったら、周波数による問題は改善されるので、
    その意味ではつながりやすくはなるでしょう。
    しかし、それでもやはり基地局が少ないので、一つの基地局にかかる負担が大きくなってしまい、
    接続障害が頻発することが危惧されます。
    以上から考えると、楽天UN-LIMITが全国でまともに使えるようになるのは、
    思っているよりも先の話かもしれない、そう思ってます。
    長々とすいません。

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