タグ別アーカイブ: 秒速5センチメートル

【読了】秒速5センチメートル one more side


秒速5センチメートル one more side (Amazon.co.jp)

秒速5センチメートルについては漫画版の展開に満足していたのでこの小説は読む予定がなかったのですが、先週本屋でたまたま見かけてしまい手に取りました。

詳細の内容は読んでのお楽しみですが、「one more side」と言うだけあって、映画版(とそれに準ずる新海誠氏の小説版)の流れを元に、今まで語られなかった別の登場人物の視点から見た物語がつづられています。

個人的にはこの小説を読んだ後でも、一番のお気に入りは漫画版だったりしますが、こちらはこちらで、映画版の世界をうまく補足しており、映画版視聴後に感じた「結論を投げっぱなし」な感じを上手く消化していると思います。秒速好きならぜひ。今までの世界観を壊すとかいうことはないかと思います。逆にまだ映画版を見ていないという人は、先に映画版を見ておかないと物語の意味が分からないかもしれません。

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漫画版「秒速5センチメートル」第2巻を読んで、物語の残り香を探す


秒速5センチメートル 1 (アフタヌーンKC) (Amazon.co.jp)
秒速5センチメートル 2 (アフタヌーンKC) (Amazon.co.jp)

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Amazonに注文していた漫画版「秒速5センチメートル」の第2巻が今日(4/24)到着しました。月刊アフタヌーンに掲載された第6話から最終話(第11話)が収録されています。私は第6話・7話は読んでおらず単行本が初見となります。もういい加減ネタバレを考慮しなくてもいいとは思いますが、念のためネタバレ阻止しておきます。
















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漫画版「秒速5センチメートル」完結!第2巻は4/22発売!


秒速5センチメートル 1 (アフタヌーンKC) (Amazon.co.jp)
秒速5センチメートル 2 (アフタヌーンKC) (Amazon.co.jp)

漫画版「秒速5センチメートル」の完結編となる第2巻、「きっとAmazonで購入履歴を見てリコメンドしてくれるんだろうな」と思っていたら、本当に一番先頭に出てきてワロス。というわけで速攻IYHしておきました。実際のところ読んでないのは6~7話だけなんですが、ともあれこれで本当に「秒速5センチメートル」をめぐる私の旅も終着となりそうです。

第1巻未入手の方はよろしければ上のリンクからどうぞ。

【ネタバレ注意】ガジェットで味わう「秒速5センチメートル」(漫画版最終話編)


月刊アフタヌーンで連載されていた漫画版「秒速5センチメートル」、3/25発売の5月号で最終話となりました。東北関東大震災の影響で札幌に本が届くのが1日遅れになってしまいましたが、今日(3/26)無事に読み終わることができました。思えば今年の正月休み(2011年新春)にYouTubeでたまたまこの作品に出会って以来、映画版、小説版、漫画版と追いかけ続けてきました。映画の公開が2007ねんということを考えればずいぶん周回遅れなのですが、私の3ヶ月にわたる「秒速5センチメートル」をめぐる旅は非常に密度の濃いものでした。

実は漫画版の第6話、第7話を読んでいないので、そこは4/22発売予定の単行本で補完しようかと。単行本を手にいれれば、本当に本当にこの旅が終わるのですね。少々寂しい気がしています。

さて、いつもどおりガジェット分析行きましょうか。盛大にネタばれするので、ネタバレ上等という方のみ続きをお読みください。

<ネタバレ阻止用に少々雑談>

3月はこのアフタヌーンと、3/24のXperia arcの発売を心の励みに日常を過ごしてきました。両方とも達成されてしまった今、次の目標は4/22の単行本と、携帯電話各社の夏モデルです。特にdocomoから発売が見込まれているGALAXY S2は多少高くても手に入れてしまおうと思っています。またSoftBankのメイン回線の端末がそろそろ替えどきです(931SHなのでスペック的には十分なのですが)。iPhone 5にするかAndroidにするか、なかなか悩みどころです。結局のところ私は、将来の発売日を心の糧にして生きるタイプの人間なのでしょうね。

</ネタバレ阻止用に少々雑談>

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髪の毛の表現で味わう漫画版「秒速5センチメートル」


2/25に発売されたアフタヌーン4月号に第10話「One more time, One more chance」が掲載され、次回で最終回となる漫画版「秒速5センチメートル」。内容については現段階ではノーコメント(納得感ある最終回を期待してます)。で、いつもどおり「ガジェットで味わう…」にしたかったのですが、第10話に新規登場のガジェットは見当たらず。そこで今回はちょっと違った観点から気づいたことを書き綴ってみようかと。

※第1~5話は単行本で読み、6・7話は未読、8~10話をアフタヌーンで読んだ状態です。

漫画版を描かれている清家雪子先生の描画が結構細かくて、特に髪の毛の表現が細かく使い分けられています。大きくは以下の2種類。

a) 黒ベースに細い白線のハイライト
b) スクリーントーンのハイライトをベースに影になる部分を黒塗り

a)は艶のある黒髪、b)は艶のない茶髪に近い表現なのだと思います。劇中では明里は一貫してa)、貴樹は小学生~高校生はa)、社会人になってからはb)になっています。社会人になってからの苦労が髪に出たのでしょうか。花苗はb)で特にスクリーントーンの占める割合が多くなっており、サーフィンで傷んだバサバサ髪(?)というイメージをうまく表しています。理沙はb)でハイライトと影の割合も社会人の貴樹に近いのですが、貴樹より若干トーンが薄くなっており、より明るい色合いを表現しています。

私は絵やデザインに関しては全くの素人ですが、恐ろしく細かい情景描写が売りの映画版「秒速5センチメートル」を漫画家するにあたり、清家先生が相当な神経を使われているんだろうなあということはよく分かります。携帯電話の時代背景などはむしろ漫画版のほうが映画版より事実に近いですものね。だからこそ、もし最終話が映画版や小説版の「その後」的な話ならば、ぜひ登場人物の携帯電話を機種変更させてwスマートフォンを登場させてほしいなあとか思ったりします。