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「超絶難しい」Pixel 7 Proへの画面保護フィルム貼り付け


エレコム Google Pixel 7 Pro 用 フィルム 指紋認証対応 衝撃吸収 耐衝撃 光沢 指紋防止 エアーレス [鉄球落下試験実施] クリア PM-P223FLFPRG

Pixel 7 Proを利用してほぼ不満がないのですが、画面にやたらめったらとホコリが付くのは何とかしてほしいところ。いままで保護フィルムがデフォルトで貼り付けられていた機種で似たような事象を経験しました(=保護フィルムを外したら回復)が、保護フィルム無しの裸画面でこんなにホコリを呼ぶのは初めての経験です。何とかごまかしながら運用していましたが、この際ということで、逆にPixel 7 Proに画面保護フィルムを装着してみることに。

いろいろな商品を試して何回か失敗の末、最終的に成功したのは上に示したエレコムの製品。Amazonのレビューでは「貼り付けが難しい」ということで低い評価になっています。自分も同じ製品を一度貼り付け失敗した後、説明書のYouTube動画を見て再トライ。何とかほどほどの出来で貼り付けができました。

失敗の原因は、画面保護フィルムでよくある「画面に置くと勝手に吸着して、気泡は入らない」挙動を期待して、説明書をよく見ずに貼り付けてしまったこと。このフィルムは、「ゆっくり貼りながらヘラで押し付けていく」必要があり、これを怠ると気泡まみれになります。製品パッケージには「気泡は自然に抜ける」と書いてありますが、いくらなんでもこれは無理だろうというくらいの気泡まみれ。やはり説明書はしっかり確認するべきという教訓になりました。

なお、このフィルムは画面左右の曲面までをカバーする柔らか素材となっています。自分の場合に限って言えば、曲面へのなじみは良好で、端がはがれる気配は今のところありません。うまく貼り付けさえできれば、そこそこ満足度の高い製品なのではと思いますが、いかんせん貼り付けが難しく、Amazonの低評価もまあ仕方ないかと思える製品です。

【買った】エレコムのリン酸鉄リチウムイオンセル電池採用モバイルバッテリー


エレコム モバイルバッテリー 大容量 急速充電 12000mAh USB PD対応 20W リン酸鉄 2台同時充電 出力2ポート (Type-C/USB-A) 入力(Type-C) 【 iPhone SE3 / 13 / 12 / iPad/Android 各種対応】 ブラック DE-C39-12000BK

今回購入したエレコムのモバイルバッテリー「DE-C39-12000BK」、USB PDの対応は20Wまでと普通ですが、なんといっても電池が特別。電気自動車にも使われる「リン酸鉄リチウムイオンセル電池」により、これまでの約2倍となる1,000サイクルの充放電に対応するとのこと。絶対寿命まで使いきれないなこれ。

さてUSB PDのスペックを測定してみました。Type-Cはこんな感じ。

(写真左)USB PD 20Wサポートをうたっていますが、5Vで2.4Aを通知しているので、厳密には規格違反。ただし製品のスペック表を見ると最初から5V/2.4Aと記載されているのである意味正直です。逆にスペック表に記載されていないのはPPSの対応。PPSに対応した機器との充電をより効率的に行える可能性があります。

(写真右)USB PD以外はSamsung AFC、Huawei FCPに対応して、Quick Chargeには対応しないという珍しいパターン。

Type-Aもついでに調べてみました。こちらはSamsung 5V/2Aが目につきますが、それ以外は特に見るところがない、普通のType-A端子ですね。

この製品、USB PD的には規格に合致しませんが、リン酸鉄リチウムイオンセル電池の採用のほか、ボディの質感もよく(車のダッシュボードのようなシボ仕上げ。最近よく見るラバー風の仕上げよりこちらのほうが好き)、個人的にはお気に入り製品となりそうです。よろしければ皆様も使ってみてください。ボディ色は黒のほか、白も選べます。

「USB PD正規認証品」の信用度はいかに? ラディウスとエレコムのUSB PD ACアダプターを試す


少し前の話になりますが、ヨドバシカメラマルチメディア札幌にて、「USB PD正規認証品」をうたったACアダプターが、ラディウスとエレコムの2種類販売されていたので、両方とも買ってきてしまいました。早速測定して、USB PD規格への準拠を調べてみました。

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エレコムの意外とまじめなUSB PD対応 18W ACアダプター


エレコム USB 充電器 ACアダプター コンセント [ スマホ/タブレット 対応 ] usb type c ×1ポート PD対応 18W 折畳式プラグ PSE適合 ブラック MPA-ACCP02BK MPA-ACCP02BK (Amazon.co.jp)

規格上最大100Wの電力をUSB経由で供給できるUSB PD (Power Delivery) 対応機器が少しずつ増えてきています。今回はエレコムのUSB PD対応ACアダプターを入手しました(ヨドバシカメラで税込2,570円)。この製品では、USB PDで最大18Wの電力を供給できます。記事の続きでは、測定ツールを利用したUSB PDの対応状況を紹介します。

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【買った】エレコムの完全ワイヤレスBluetoothヘッドホン


エレコム Bluetooth ブルートゥース イヤホン トゥルーワイヤレス 充電ケース付き TWS0シリーズ 1年間保証 ブラック LBT-TWS01MPBK (Amazon.co.jp)

完全ワイヤレスのBluetoothヘッドホンに興味を持ち、まずはこのあたりということで入手してみました。yodobashi.comで税込11,600円でした。

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最初に届いた製品は一晩で右側の音が割れるようになり、即日交換してもらいました。yodobashi.comに電話したのは日曜日でかつ連休中日(9/17)だったのですが、昼前に電話して交換品が家に届いたのはその日の夜。札幌の店舗に在庫があったのでしょうが、このスピード感は驚くばかり。

以下、いろいろとメモ。


【1)充電が煩わしくないか】
→意外と煩わしくないです。

自分の場合、連続利用時間が最大1時間程度なので、時間内で電池切れになることはありません(なお、カタログスペック上の連続再生時間は2.5時間です)。使い終わったらケースに入れておけば、ケースに内蔵した電池からヘッドホンに充電されるので、事実上ケースの電池がなくなるまで使い続けることができます。ケースは十分に持ち運びできる大きさなので、ケースごと持って歩くのがよいでしょう。

なお、このタイプのヘッドホンでよくある「ケースから出すと自動的に電源が入る」機能はなく、手動でボタンを長押しして電源を入れる必要があります。

【2)操作が煩わしくないか】
→少しだけ煩わしいです。

ヘッドホン本体の左右に物理ボタンがついていて、どちらのボタンでも1回押下で再生・停止、2回押下で曲送り、3回押下で曲戻しができます。ただボタンが小さいため、少し押しづらく感じます。耳に入っているヘッドホン本体のボタンを押すので、ボタン押下音が耳に響くのも気になります。

右側のボタンは電話関係の機能にも対応しており、電話に出たり、切ったりできるようです(使うことがないので省略)。

音量調整機能はついておらず、スマホなどの再生機器側で調整する必要があります。普段使いのスマホで曲も再生するという人はあまり問題にならないでしょう。自分のように「音楽再生用と普段使いで違うスマホを使う」のはレアケースということで。

【3)耳から落ちないか】
→自分は問題ありません。

完全ワイヤレスのBluetoothヘッドホンで一番気になるのは「間違って耳から落ちてしまわないか?」ということでしょう。自分とこのヘッドホンに関していうならば、普通に歩いたり、(電車に間に合わせるため)小走りするくらいで耳から落ちることはありませんでした。

【4)本当に左右から聞こえるか】
→聞こえますが、たまに切れます。

もう一つ気になるのは「ケーブルがなくて本当に左右から聞こえるのか?」ということ。このヘッドホンでは、再生機器からの信号を右側のヘッドホンが受けて、それを左側のヘッドホンにリレーするようになっています。左右のヘッドホンは電源を入れたときに接続されます。接続が成功すれば問題なく左右から聞こえ、音がずれることもありませんが、たまに電源を入れたときに接続失敗して、右側からしか音が出なくなります。その場合はもう一度ペアリング操作(左右ヘッドセットのボタンを5秒押下)します。

Bluetooth機器特有の音切れはたまにありますが、これはまあどんな機器でもあることなので。

【4)音質はどうか】
→お好みによります。

以下、個人的感想ですのであしからず。

このヘッドホンは高音が特に強く、よく言えばシャキシャキ、悪く言えばキンキンと聞こえます。低音がまったく出ていないわけではないのですが、高音の陰に隠れがち。重低音が好きな人には向かないです。

なお、最初から装着されているMサイズのイヤーピースでだいたい問題ない自分ですが、このヘッドホンではLサイズがベストマッチで、交換後はそこそこ低音も聞こえるようになりました。とはいえ、高音寄りの傾向は変わりません。


全体の感想としては、完全分離型ヘッドホンがどんなものかは十分に味わえますが、音質に癖を感じるので、購入前に視聴をお勧めしたいです。Bluetoothヘッドホンを視聴できるお店は結構ありますが、完全分離型は盗難などを考えると店頭での視聴ができなさそうなのが(このジャンル全体の)難点ですね。