Facebook」タグアーカイブ

Twitter/Facebook共有時のカード表示を整えてみた


TwitterやFacebookを見ていると、引用されているWebページの内容がカード状に表示されることがあります。例えばTwitterならばこんな感じ。

この表示は、WordPressにインストールしているJetpackが「Jetpack Open Graph Tags」と呼ばれる<meta>タグをページに挿入することで実現されています。今までも記事本体に画像があるときはその画像がカードに表示されていたのですが、記事に画像がない時は白い画像が表示されてしまい、今一つ見栄えが良くありませんでした。

そこで、以下記事を参考にしてJetpackの動作をカスタマイズしてみました。

How to add a default fallback image if no image can be found in a post

具体的には、function.phpに以下内容を追加しました。bari-ikutsu_icon_ogp.pngは、200x200pxのロゴアイコン画像です。

function custom_jetpack_default_image() {
	return get_template_directory_uri().'/images/bari-ikutsu_icon_ogp.png';
}
add_filter( 'jetpack_open_graph_image_default', 'custom_jetpack_default_image' );

この追加により、画像のない記事をFacebookやTwitterで共有した時に、冒頭で紹介したようなロゴアイコン画像を表示できます。

この記事自体は冒頭に画像があるため、その画像が表示されるように思いますが、さてどうでしょうか。

Android版Facebookアプリの「戻る」挙動が調整中?


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Android版Facebookで、閉じるためにハードウェアの戻るボタンを押したときに「おや?」と思われる挙動がありました。タイムライン表示中に「戻る」を押すと、

【今まで】
アプリを閉じる

【「おや?」と思われる挙動】
タイムラインを一番上までスクロールする。その状態でもう一度「戻る」を押すと閉じる

この挙動になる端末が限られているのが興味深いところ。取りあえず手元の端末では以下のような感じ。

・Nexus 5X(Android 7.1.1):ならない
・HUAWEI P9(Android 7.0):なる
・ASUS MeMO Pad 7 ME572CL(Android 5.0.1):なる

FacebookがABテストでもしてるんでしょうか。

Facebook Messengerの音声通話がIIJmioの低速通信でも結構使えた件


Messenger (Facebook)

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無料通話アプリと言えばLINEが有名ですが、Facebookのチャットアプリ「Messenger」にも無料通話機能が実装されました。ちょっとした興味でIIJmioで低速通信(最大200kbps)にしたWi-FiルーターにiPhoneやAndroid端末を接続してMessengerの無料通話を試したところ、結構まともに通話ができてびっくり。

まあFacebook Messengerだからというわけでもないのでしょうが、OTTの無料通話は結構使えるんだなあと。

これはメールかメッセンジャーか? 微妙な立ち位置の「Yahoo!コミュニケーションメール」


Yahoo!コミュニケーションメール (Yahoo!)

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Yahoo! JAPANのメールサービスといえば言わずと知れた「Yahoo!メール」がありますが、今回サービス開始した「Yahoo!コミュニケーションメール」はそれとは基本的に異なるサービスです。「***@yahoo.ne.jp」という新しいドメインが用意され、アカウント作成はスマホアプリからのみ(Android版は提供中、iOS版は提供予定)。電話帳に登録されたアドレス以外には送信できず、デフォルト設定では電話帳に登録されたアドレス以外からのメールは受信通知されません。

画面はこんな感じ。画面構成はLINEやFacebookメッセンジャーによく似たレイアウトですが、件名を入力できたり各キャリアの絵文字が使えたりするあたりはケータイメールの文化をメッセンジャーの世界に持ち込んでLINEに対抗しようという意図を感じます。また電話帳のアップロードをしないことを公言したり、相手の既読状態が表示されない(メールなら当たり前なのですが)あたり、LINEのネガティブ面を突こうとしている感じ。メールはサーバー側で管理されて、別の端末でログインしても表示されるのもLINEにないアドバンテージです(Facebookメッセンジャーもそうですが)。

yahoo_communication_mail

なお新着メールはプッシュ配信されますが、2台並べて試すと送信完了してから相手方に受信するまで数秒のタイムラグがあります。LINEなどはほぼリアルタイムなのでちょっとテンポが悪いかも。

yahoo.「ne」.jpというドメイン名から、ケータイメールの代替を狙っている雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。電話番号をコミュニケーションの主体に据えることでキャリアフリーを実現したLINEに対して、自分で割り当てたメールアドレスを主体にしようとしているのは今までにないアプローチ。このサービスがどこまで育つか注目です。

#カカオトークはあきらめたのでしょうか->Yahoo! JAPAN

LINEのFacebook連携と既存アカウントの挙動について


FacebookアカウントでLINEの登録・引継ができるよう認証・連携機能を搭載 (LINE公式ブログ)

LINEのFacebook連携で電話番号を送信しなくてもアカウント登録できるようになりましたが、既存のアカウントにFacebook連携を追加したらどのような挙動になるのかについて明確な資料がなかったので、手元のスマートフォン2台(万一にも他人に迷惑をかけないようにアドレス帳はテスト用データのみ)で試してみました。

結論としては、Facebook連携を追加しただけでは電話番号は登録されたまま(つまり今まで通り)です。この状態から一度アプリを削除・再インストールしたのち、先ほど連携させたFacebookアカウントで再ログインすれば電話番号の登録は(少なくともアプリの画面上では)消え、ほかのアカウントからも(電話帳の電話番号経由で)検索されなくなります。

というか、Facebookアカウントでの再登録の段階で「友だち自動追加」や「友だちへの追加を許可」が無効になり、電話番号を登録しない限り有効にできません。

screenshot_2012-12-01_2227

また、電話番号を登録していない状態でFacebookとの連携を解除することはできません。

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電話番号を登録したのちにFacebookとの連携を解除することはできますが、逆にFacebookと連携している状態で電話番号を削除することはできません。どうしても既存アカウントを生かしながら電話番号を削除したい場合は、上記の「Facebookアカウントと連携→アプリ再インストール→連携したFacebookアカウントで再ログイン」という手順をとることになりますが、これとてサーバー側で本当に電話番号の登録が消えているかはわかりません。

なお「Facebookの友だちを追加」機能は現在停止されているため試せていません。

LINEなり類似アプリなりでセキュリティの懸念が出るのは、アドレス帳にせよFacebookの友だちにせよ「すべてLINEに送るか全く送らないか」の2択しか選択できないことにあるような気がしなくもなく。任意の電話番号を選択して(あるいはアプリの画面から手入力して)友だちに追加するという選択肢があればもっと安心して使えるような気もするのですがいかがでしょうかね。それだと運営側が欲しているソーシャルグラフがゲットできないのかしら。