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【S-MAX・記事紹介】Google フォトでは16メガピクセル以下の画像でも常に圧縮される


無料で無制限な1600万画素ってどんなサイズ?写真と動画がネットに保存できる新サービス「Google フォト」の落とし穴!?対象ファイルでも常に圧縮される【レビュー】 (S-MAX)

本ブログの記事で指摘した内容の詳細がS-MAXで紹介されています。自分の調査では調べきれなかった動画についての調査もあり、少なくともフルHDのMP4動画は(ピクセル数は変わらないものの)ファイルサイズが小さくなるそうです。

ストレージにかかる負荷を考えればそりゃそうだよねと。いくらGoogle様といっても無尽蔵にストレージを増やせるわけでもないし。

新生「Google フォト」、容量制限は緩和も常に画像が圧縮されるように!?


Google フォト (Google)

GoogleのSNSサービス「Google+」の一機能として提供されていた写真サービスが「Google フォト」として分離、単独サービスとして使えるようになりました。

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今回最大のポイントは画像ピクセル数制限の緩和。もともとGoogle+の写真機能は「2048×2048ピクセル以下の動画アップロードは容量使用をカウントしない」ようになっており、それ以上のサイズの画像をアップロードする際は

(1a)2048×2048ピクセルに縮小(容量使用カウントなし)
(2a)そのままアップロード(容量使用カウントあり)

のどちらかの設定を選べるようになっていました。今回のGoogle フォトではこの設定が以下のように変わりました。

(1b)高品質:16メガピクセル以上の写真は16メガピクセルに縮小(容量使用カウントなし)
(2b)元のサイズ:縮小なし(容量使用カウントあり)

単純にサイズ制限が16メガピクセルに緩和されたように解釈できますし、世のネットニュースの多くはそのように報じています。しかしながら実際にいろいろアップロードしてみると、従来の制限(1a)と今回の制限(1b)は微妙に挙動が違うことがわかりました。

違いを一言で表すと以下となります。

制限サイズ内の画像をアップロードした場合、従来(1a)はファイルがそのままアップロードされるが、変更後(1b)は必ずファイルサイズの縮小処理が入り、バイナリレベルの同一性は保証されない

極端な話、新Google フォトでは1024×768ピクセルくらいの小さな画像をアップロードしてもファイルサイズの縮小処理が適用されます。実際にアップロードしてみた下の例では元画像が327kBですが、アップロード後は171kB程度になっています。

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ピクセル数制限緩和の裏にはこのようなからくりがあったというわけです。現実的に見て差がわかるほどの変化はないのですが、ピクセル数制限以下のファイルであっても元ファイルが残るわけではないことに注意が必要かと。

なおこの挙動には抜け道があって、現状PNGファイルは(16メガピクセル以下であれば)ファイルサイズの縮小処理が行われないようです。PNGというファイルの性質を考えれば妥当な挙動かと。逆に言えばJPEG画像はもともと不可逆なので、Googleが最適化してファイルサイズを削ったところで文句をいえる立場ではないかもしれません。癖を知って賢く使いたいところです。

動画についてはまた別途調べてみたいところ。

Google ドキュメントの日本語入力が直った


Google ドキュメントがWebKit系ブラウザで日本語入力が不自然になる事象について書きましたが、数日前にもう一度試したところ直っているようです。

Webアプリならではの小回りの利いた対応と言えばそうなのですが、動きがコロコロと変わってしまうといざというときに信用できないわけで。安定して動いてくれることを望むばかりです。

Google ドキュメントはIME関係のテストをしっかりしてほしい件


※追記:2014/12/27現在、事象は修正されているようです。

以前、テキスト選択状態からの日本語入力が不自然だったのが改善されたという話題を紹介したGoogle ドキュメントですが、最近になって日本語入力に関連した別の事象に気づきました。

まず日本語を入力します。変換候補を出して選択しますが、この段階で改行キーは押しません

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その状態で次のローマ字(子音)を入力します。画像では「t」を入力しています。

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次に母音を入力します。画像では「a」を入力します。直前に「t」を入力しているので文字は「た」になるはずですが、なぜか「あ」になり、直前の子音が無視されています。

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Windows版のChrome 39とOpera 26で事象を確認しました。Internet Explorer 11やFirefox 34では事象発生しません(Firefoxでは入力途中の日本語が下にずれて表示される別の不具合がありますが)。Blink系ブラウザの事象ということでしょうか。また変換をいちいち改行キーで確定してあげれば事象を回避できます。

とはいえ自社ブラウザで自社Webサービスが不具合を出すのはどうなのかと。きっと非アルファベット(というか入力文字がすぐに確定されない言語)のテストが不十分なんだろうなと。

来年はGoogle ドキュメントをライティングに使ってみようと思っていましたが、もうしばらく様子見にならざるを得ません。残念。

【朗報】Android版Google 日本語入力ではハードウェアキーボード配置を選べる


google_ime

ASUS MeMO Pad 7でハードウェアキーボードの配置が設定できないとぼやいたのですが、その後IME単位でキー配置を選択できるものがいくつかあることが判明。お手軽に使えるのはGoogle 日本語入力でしょうか。上写真のように「ハードウェアキーボードの設定」から「日本語109A配列」が選択できます。当然IMEの範囲でしか有効になりませんが、ないより100倍ましです。

ATOKでは「ATOK for Android [Professional]」で類似の設定ができるようですが、MeMO Pad 7にプリインストールのATOKには設定がありませんでした。残念。