Kitaca」タグアーカイブ

札幌地下鉄が他社ICカードで乗れるようになったのでKitacaで乗ってみた


SAPICAの利用範囲が広がりました! (札幌市)

2013年6月22日から、札幌市のICカード「SAPICA」が地下鉄だけでなく路面電車やバスなどでも利用可能になり、同時にこれらのサービスを「Suica」など他社の交通ICカードでも利用できるようになりました。路面電車やバスはまた別の機会に試すとして、とりあえずいつもの地下鉄をJR北海道の「Kitaca」で乗ってきました。

改札機に貼られたシールには「他のICカード乗車券も利用できます」ということで、KitacaやSuica、PASMOなど、この3月23日から相互利用が開始された交通ICカードが記載されています。

Image - 2013-06-24 20.19.17

実際にKitacaで改札を通過したところ、ポイントが表示されない(常に残高0として処理される)以外はSAPICAと全く変わりませんでした。SFCard Viewerで見てみたところ、普通に「札市 大通」「札市 さっぽろ」と利用履歴が記録されていました。

image

カード使用の選択肢が増えたことは喜ばしいのですが、特にKitacaとSAPICAを両方使用している札幌市民にしてみれば、地下鉄で間違ってKitacaをかざさないように注意する必要が出てきましたね。なお定期入れにKitacaとSAPICAを共存させるにはICカードセパレーターがおすすめです。

ナフ-W1 ICカードセパレーター 両面パスタイプ (Amazon)
ナフ-W2 ICカードセパレーター片面パス・片面ガードタイプ (Amazon)

【実践編】定期入れにICカードセパレーターを入れてSAPICAとKitacaの干渉に備える


ナフ-W1 ICカードセパレーター 両面パスタイプ (Amazon)
ナフ-W2 ICカードセパレーター片面パス・片面ガードタイプ (Amazon)

札幌地下鉄などで使えるICカードサービス「SAPICA」が、6/22からJR北海道の「Kitaca」など他カードの利用を可能にするため、今までできていた「SAPICAとKitacaを両方定期入れに入れてかざす」ことができなくなります。この問題をスマートに解消するのがICカードセパレーターです。自分の場合両面パスタイプを用いて以下のように定期入れに入れています。

iccard_separator

Kitaca-ICカードセパレーター-SAPICAの順に重ねる格好ですね。こうするとそれぞれのカードの「ICカードセパレーターに接していない側」だけが反応するようになるため、どちらの向きをかざすかによってKitacaとSAPICAを使い分けることができます。

今のところ読み取りエラーは発生していないので、しばらくこれでいこうかと。ただし6/22以降「札幌地下鉄でKitacaの側をかざして間違って引き落とされてしまう」事象は利用者の問題で、ICカードセパレーターでは解決できませんのであしからず。

定期入れにICカードセパレーターを入れてSAPICAとKitacaの干渉に備える


ナフ-W1 ICカードセパレーター 両面パスタイプ (Amazon)
ナフ-W2 ICカードセパレーター片面パス・片面ガードタイプ (Amazon)

事の発端はこれ。

ICカード乗車券は、重ねての使用が出来なくなります。 (札幌市)

6/22からの他社ICカード利用開始に先駆けて、札幌地下鉄の改札機に改修が入り、改修後はSAPICAとKitacaなど他社カードを重ねた状態での読み取りができなくなります。今のところまだ問題には遭遇していませんが、遠からず発生するだろう問題に備えて、手元にあったICカードセパレーター(両面パスタイプ)でKitacaとSAPICAをセパレートしてみました。

Kitacaを使うときは今まで通り、SAPICAを使うときには定期を開いてタッチするようにしてみましたが、果たしてうまく使い分けできるかどうか。明日以降試してみます。

札幌ICカード「SAPICA」、他社乗り入れ準備のため4/11以降他社カードと重ねての使用が不可能に


ICカード乗車券は、重ねての使用が出来なくなります。 (札幌市)

この6/22からKicataはじめ他社のICカードが使用できるようになる札幌地下鉄ICカード「SAPICA」ですが、その準備のため4/11以降機器改修が行われ、改修後の機器ではSAPICAと他社ICカードを重ねてタッチすることができなくなるとのことです。

kaisatuki

要するに他社ICカードにも反応するようにするのでしょうね。他地域からのお客様には便利になるICカード乗り入れですが、KitacaとSAPICAを両方使う地元民にとっては微妙な感じ。

ICカード相互利用とSAPICAエリア対応でKitacaの利用範囲が拡大!うれしいがちょっと悩みも


交通系ICカードの全国相互利用サービスがいよいよ始まります! (JR北海道、PDF)
交通系ICカード全国相互利用サービス開始記念Kitacaを発売します! (JR北海道、PDF)
札幌市交通局等におけるKitacaの利用サービス開始について (JR北海道、PDF)

本業多忙につきブログの更新が滞っておりますが、何とか生きております。

そんな多忙にかまけていたら、全国の交通系ICカード相互利用が3/23から始まっていました。JR北海道の「Kitaca」は従来よりJR東日本の「Suica」とは相互利用が可能でしたが、関東圏私鉄の「PASMO」とは相互乗り入れしておらず、東京で地下鉄など乗ろうとすると使い勝手が悪い状態でした。そのため結局空港で定期入れのKitacaとSuicaを入れ替えたりしていましたが、今回の相互乗り入れでようやくKitaca一本で行けるようになり、利便性が高まりました(というかこれが本来の姿ですよね…)。近々東京に行く機会があるためその時に試してみようかと。

併せて札幌市交通局のICカード「SAPICA」エリアへのKicata(およびSuicaはじめ今回相互利用を開始したICカード)の片方向乗り入れが6/22から可能になります(併せて札幌市電や札幌市内・郊外のバスでもSAPICAが利用可能になります)。これにより他地域から札幌に来た人が、自分のICカードで札幌の地下鉄などSAPICAエリアの交通機関を利用することが可能となります。

ただしいくつか制限があり、Kitacaなど利用によるSAPICA電子マネーの利用は不可で、SAPICAカードを利用すると自動的にたまる「SAPICAポイント」も他カード利用では付与されません。また片方向の対応のため、SAPICAカードでKitacaなどのエリアを利用することはできません。あくまでも他地域の人が一時的に利用することを想定した仕様で、札幌在住ならばSAPICAとKitacaを使い分けたほうがお得感があります。

このSAPICA乗り入れは少々悩ましいところもあります。現状SAPICAの改札機にKitacaは反応しない(逆もまた真)ので、定期入れにKitacaとSAPICAの両方を入れておけば、JRでも地下鉄でも同じタッチの操作で適切なカードが反応してくれたのですが、6/22以降はSAPICAの改札機にKitacaが反応してしまうため、SAPICAカードとKitacaカードが競合することが想定されます。上述の通りSAPICAエリアでのKitaca利用はSAPICAポイントが付与されないため使い分けることが望ましいのですが…。ICカードセパレーターなどを使って何とかするより仕方なさそうです。6/22以降検討してみたいなと。

「ICカードセパレーター」はICカードと重ねることで、ICカードの有効範囲をコントロールすることができるカードです。たとえばこんなもの。

ナフ-W1 ICカードセパレーター 両面パスタイプ (Amazon)
ナフ-W2 ICカードセパレーター片面パス・片面ガードタイプ (Amazon)