「Gmail Manager」にログインできない まとめ編 (気の向くままに…)
GmailやGoogle Appsのメールの新着通知や自動ログインを実現するFirefoxプラグイン「Gmail Manager」ですが、最近行われたGoogle側の仕様変更に現行バージョン(0.5.7.4)が追従し切れていないようで、正常にログインおよび新着数の取得ができない状態になっています。
上記ブログ記事で解決策が提示されていて、暫定的に修正されたバージョンが
[Firefox] Gmail Manager 0.5.7.5beta1 自動ログイン問題修正の暫定版 (MozillaZine.jp)
で提供されています。
ただこのバージョン、Gmail(@gmail.comのメール)については正しく対応されているものの、独自ドメインで運用しているGoogle Appsのメールに対しては対応されておらず、ログインおよび新着数の取得ができない状態のままです。
独自ドメインでGoogle Appsメールを使っている私としてはちょっと不便だというわけで、自分用にちょこちょこっと修正してみました。
正式に対応されるまで、自分で暫定修正したファイルを以下に置いておきます。必要な方は自己責任でお使いください。配布終了いたしました。最新の公式版をお使いください。
「そんなどこの馬の骨がいじったかわからないファイルなんて使いたくないぜ!」という方のために、修正点を以下に記しておきます。
【修正点】
(1)xpiファイルをZIPとして展開したときにcomponentsフォルダに入っているgmServiceGmail.jsファイルについて、以下の修正を加える(2箇所あります)。
// replace edo begin
// url = "https://www.google.com/a/" + domain + "/LoginAction2";
url = "https://www.google.com/a/" + domain + "/LoginAction2?service=mail";
// replace edo end
(2)xpiファイルをZIPとして展開したときにchromeフォルダに入っているgmanager.jarをさらにZIPファイルとして展開し、contentフォルダに入っているutils.jsについて、以下の修正を加える。
// replace edo begin
// url = "https://www.google.com/a/" + domain + "/LoginAction2";
url = "https://www.google.com/a/" + domain + "/LoginAction2?service=mail";
// replace edo end
要するに、Google Appsのログイン先URLを
https://www.google.com/a/<ドメイン>/LoginAction2
から
https://www.google.com/a/<ドメイン>/LoginAction2?service=mail
に変更するということを行っています。この対応で正解なのかどうかまったく責任が持てないのですが、とりあえずうちの環境(Windows 7およびWindowsXP、Firefox3.5.3)では正常に動きました。
とりあえずで修正してGmail Managerが正常に動くようになりましたが、正式バージョンでの対応も期待したいところですね。作者さんガンバレ!