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AtomマシンにVMware ESXi 4.1インストール完了!


自宅でサーバーとして運用しているAtomマシン(という時点で相当な変態仕様ですがw)、今までVMware ESXi 4.0で仮想マシンを3台(CentOS、Ubuntu、FreeNAS)運用していました。ESXi 4.0にはアップデート版(U1)が存在したのですが、このアップデート版をインストールすると、マシンがブルースクリーンならぬピンク?マゼンダ?のエラースクリーン表示になり、4.0に強制ロールバックされていました(このへんの作りはさすがに堅いなと思います)。

で、今回4.1へのアップデートをトライしたのですが、アップデート用のZIPファイルをダウンロードして「vSphere Host Update Utility 4.0」でアップデートを試みてもエラー表示で先に進まず。いろいろ情報を漁っていくうちに、「vSphere Host Update Utility 4.0」ではアップデート出来ないことが分かってきて、「vSphere CLI 4.1」を用いてアップデートしました。

手順はこちらを参考にさせていただきました。

VMware ESXi 4.1へアップデート。その2。 (いつか、そのとき、あの場所で。)

Atomということもあり、アップデートの手順ひとつひとつにとても時間がかかり、このまま動かなくなるのではとドキドキしましたが、無事にアップデートに成功し、うちのAtomサーバーマシンはVMware ESX 4.1で動き出しました。

以下が構成です。ESXで特に癖があるのはNICで、そこだけIntelの高級品(?)にしています。

Motherboard ECS 945GCT-D(Atom 1.6GHz)
Memory NoBrand DDR2 2GB
HDD Hitachi SATA 500GB
VGA OnBoard
NIC Intel PRO/1000 PT Desktop Adapter
(Disable Onboard NIC)

4.0 U1ではエラーが発生して起動しなかったESXiですが、4.1は特に引っかかることもなく正常に起動。これでもうしばらく現役で使うことができそうです。

VMware PlayerとXperiaのUpdate Serviceが競合する件


今日(4/18)、自宅のメインマシン(Windows 7 Professional 64bit)にVMware Playerをインストールして仮想マシンを構成してみたのですが、VMware Playerの「USB Arbitration Service」というサービスが正常に起動しないらしく、手動で起動させようとしても

「エラー31 システムに接続されたデバイスが機能していません。」

などと表示されてしまいます。このサービスが起動しないと、仮想マシンにUSBデバイスを接続出来ないので何かと不便。色々調べてみるとこんな情報に当たりました。

VMware USB Arbitration Service fails with error 31 or 31A when powering on a virtual machine (Vmware KB)

VMware本家のナレッジベースなので信用度は高そうです。なになに、

These issues occur when unknown USB drivers are installed on a Windows machine hosting the VMware Workstation software.

To resolve these issues, roll back to the original Microsoft USB drivers on the host:

1. Right-click (My) Computer and select Manage.
2. In left hand pane of the Computer Management window, click on Device Manager.
3. Click Universal Serial Bus Controllers.
4. Right-click USB Root Hub and select Properties.
5. In the Driver tab, click Roll Back Driver.

どうやらUSBルートハブのドライバーが何らかの理由で純正ではないものに置き換わっているのが原因のようです。早速USBルートハブのドライバーを調べてみると、ベンダーに「Sony Ericsson」の文字…。どうやらXperiaのソフトウェアを更新するためのUpdate Serviceというプログラムがドライバを書き換えていたようです。

Update Serviceを削除後USBルートハブのドライバをロールバックして事態は解決。Xperiaのソフトウェア更新をどうするかはアップデートが出てから考えます。まあXperia本体でやってしまうか別のPCを用意するかですね。VMwareを使って複数PCを1台にまとめるはずが、結局別のPCが必要になりそうな罠。

VMware ESXi、30分以内で使える?


無償仮想化ソフトVMware ESXiを30分以内で使う (@IT)

VMwareから無償提供されているハイパーバイザー「VMware ESXi」のダウンロード、インストール、仮想マシンの作成までを順を追って解説した記事です。画面写真も豊富に使用されており、わかりやすくていい記事だと思いますが、手順の中に「ESXiが動くハードウェアを確保する」というのがなかったのがなんとも残念です

というのも、VMware ESXiはハードウェアを選ぶ傾向があり、特にネットワークアダプタが対応していないと、インストールしたはいいがネットワークが使えないためリモートからアクセスできず結局何もできないという、かなりがっかりな状況になってしまうからです。私が最初にESXi 3.5を試したときにまさにこの状態になってしまい、「対応しているネットワークアダプタを買う」という強硬手段で解決しました(そのときの顛末はこのあたりをご覧ください)。

こんなこともあり、個人的にはVMware ESXiを試すのにもっとも時間のかかる工程は「ESXiが動くハードウェアを確保する」だと思っています。ここさえクリアできてしまえばあとはたいしたことはないでしょう。ハードウェアが確保できているという前提であれば、確かに30分以内でESXiを動かすことはできるかもしれませんね。

この記事は前編で、後編も予定されているようなので、後編では少しでもハードウェア選択について言及してほしいところです。

ケータイ仮想化


携帯電話用ハイパーバイザー「VMware MVP」を初公開-国内での展開は未定 (Impress)

PC・サーバー向け仮想化ソリューションを提供しているVMwareが、携帯電話用仮想化ハイパーバイザー「VMware MVP」を発表しました。

PCの仮想化と同じように、1台の携帯電話上で複数のOSを稼働させることができます。実際にNOKIA N800上でAndroidとWindows CEが同時に稼働している様子がデモされました。

国内での展開はキャリア次第ということでまだ未定ですが、なかなか興味深いソリューションですね。ある時はP風味、ある時はSH風味、ある時はAndroidみたいな端末ができると、端末を何台も買わなくていいかもw。